ホーム > 出版物のご案内 > 月刊誌『都市問題』バックナンバー検索
出版物のご案内
おすすめの本
ご注文について
月刊誌『都市問題』
バックナンバー
定期購読のお申し込み
投稿論文の規定
「都市問題」公開講座ブックレット
都市調査報告
都市問題研究叢書
単発刊行物
後藤新平生誕150周年記念関連
創立記念出版物
図書・雑誌論文検索(OPAC)
デジタルアーカイブス
東日本大震災の情報
お買い物かごを見る
出版物のご案内

月刊誌『都市問題』バックナンバー検索

 

月刊誌『都市問題』
第 93 巻 第 3 号 / 2002年03月号
品切れ

特 集

特集 : 都心のリノベーション―ポスト・バブルから「都市再生」へ

 

内 容

2002.03  第 93 巻  第 3 号

論文 グランドデザインなき「都市再生」
著者 矢作 弘
ヤハギ ヒロシ
役職 日本経済新聞編集委員
特集名 都心のリノベーション―ポスト・バブルから「都市再生」へ

2002.03  第 93 巻  第 3 号

論文 都市再生と都市計画
著者 大方 潤一郎
オオカタ ジュンイチロウ
役職 東京大学工学部都市工学科教授
特集名 都心のリノベーション―ポスト・バブルから「都市再生」へ

2002.03  第 93 巻  第 3 号

論文 都心集中の便益と費用
著者 八田 達夫
ハッタ タツオ
役職 東京大学空間情報科学研究センター教授
特集名 都心のリノベーション―ポスト・バブルから「都市再生」へ

2002.03  第 93 巻  第 3 号

論文 「大都市の再生」の社会学的条件
著者 奥田 道大
オクダ ミチヒロ
役職 中央大学文学部教授
特集名 都心のリノベーション―ポスト・バブルから「都市再生」へ

2002.03  第 93 巻  第 3 号

論文 都心における産業立地と「都市再生」
著者 長尾 謙吉
ナガオ ケンキチ
役職 大阪市立大学経済研究所助教授
特集名 都心のリノベーション―ポスト・バブルから「都市再生」へ

2002.03  第 93 巻  第 3 号

論文 大都市における都心リノベーションの試み−虫食いになった新宿区西富久地区のまちづくり
著者 増田 由子
マスダ ヨシコ
役職 まちづくり研究所代表・早稲田大学理工学部総合研究センター嘱託研
特集名 都心のリノベーション―ポスト・バブルから「都市再生」へ

2002.03  第 93 巻  第 3 号

論文 地方都市における都心活性化の試み−富山市中心商店街の取組を例に
著者 長尾 治明
ナガオ ハルアキ
役職 富山国際大学地域学部教授
特集名 都心のリノベーション―ポスト・バブルから「都市再生」へ

2002.03  第 93 巻  第 3 号

論文 ドイツの歩行者エリアと都市公共交通(2・完)−規制と公共投資の政策過程
著者 村上 弘
ムラカミ ヒロシ
役職 立命館大学法学部教授

その他

図書紹介
時事問題
文献情報

特集 : 都心のリノベーション―ポスト・バブルから「都市再生」へ

都心部の有効活用、衰退した中心市街地の再生、老朽木造建築物の密集地における防災など、都市の中心部に多くの課題があることは、誰もが認めるところであろう。これらの課題への対応は、政府の懸案事項の一つにも掲げられており、1998年 施行の中心市街地活性化法では、市街地の整備改善と商業等の活性化を総合的、一体的に実施することで中心市街地の再活性化を図ることが企図され、2001年に小泉内閣に設置された「都市再生本部」では、主に大都市における環境、防災、国際化の課題に対応し、土地の有効利用を促進するためにさまざまな施策が検討されている。国の「都市再生」政策が、民間投資に大きな誘発効果をもつものを優先すると謳っていることもあり、東京の都心部では、大規模な開発が各地で進んでいる。しかし、厳しい財政と、景気刺激が最重要課題とされる状況下では、都心のリノベーションの方向は、単なるディベロッパー支援に見えなくもない。本当に、これは都市政策として正しい方向なのだろうか。あるいは、最低限、景気刺激に役立つのだろうか。
 そこで、本特集の前半においては、都心における今日的課題、その原因と対策について、経済学、都市計画、社会学、地理学それぞれの視点から議論していただいた。その結果、たとえば、都心の容積率のあり方、都心の活性化において鍵となる産業、増加する外国籍住民の現状、内発的な活性化のイメージなど、都心政策に関連するさまざまな論点が明らかになったと思う。
 また、後半では、ポスト・バブルの新たな取組をテーマに、バブルの爪跡が痛々しい虫食いになった地域で、住民が自発的に再開発案をつくって行政や開発者に働きかけている東京の事例と、深刻化する中心市街地の空洞化に危機感を抱いた地元事業者たちが、自発的に対策を打って成果を出しつつある富山市の事例を取り上げ、都心における内発的な活性化策を事例から探った。
 本誌では、1994年9月に「ポスト・バブルの市街地再開発事業」という特集を組み、バブル期に行われたような大規模な再開発事業が困難になった当時の状況を明らかにしたが、現在の都心における政策は、果たして、バブルの反省と、その後に各地で行われた試みを生かしたものになっているのだろうか。そんな問いかけを込めて、本特集の副題を、単なる「都市再生」ではなく、「ポスト・バブルから都市再生へ」という流れで捉えた。
 本特集は、読者一人ひとりに対して、今後の都心のあり方に関して考えるきっかけを提供することを目的としている。役所で、会社で、大学で、さまざまな場で議論を行う際に参照していただければ幸いである。