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月刊誌『都市問題』バックナンバー検索

 

月刊誌『都市問題』
第 95 巻 第 4 号 / 2004年04月号

特 集

特集 : 大学と地域

 

内 容

2004.04  第 95 巻  第 4 号

論文 大学と地域―21世紀の展望
著者 清成 忠男
キヨナリ タダオ
役職 法政大学総長
特集名 大学と地域

2004.04  第 95 巻  第 4 号

論文 産学連携による地場産業の振興
著者 下平尾 勲
シモヒラオ イサオ
役職 福島学院大学学長
特集名 大学と地域

2004.04  第 95 巻  第 4 号

論文 生涯学習社会構築に向けての大学の役割
著者 今野 雅裕
コンノ マサヒロ
役職 政策研究大学院大学教授
特集名 大学と地域

2004.04  第 95 巻  第 4 号

論文 公共政策学の研究・教育と自治体実務
著者 富野 暉一郎
トミノ キイチロウ
役職 龍谷大学法学部教授
特集名 大学と地域

2004.04  第 95 巻  第 4 号

論文 NPOと大学を軸にした「産官学民」の地域プラットフォーム
著者 山岸 秀雄
ヤマギシ ヒデオ
役職 (特活)NPOサポートセンター理事長・明治大学政治経済学部客員教授
特集名 大学と地域

2004.04  第 95 巻  第 4 号

論文 学生主体のまちづくり活動の教育的活用と課題―名古屋学院大学マイルポスト・プロジェクトを事例として
著者 水野 晶夫
ミズノ アキオ
役職 名古屋学院大学経済学部助教授
特集名 大学と地域

2004.04  第 95 巻  第 4 号

論文 新たな「学生街」への展望
著者 半田 章二
ハンダ ショウジ
役職 (株)シィー・ディー・アイ取締役主任研究員
特集名 大学と地域

2004.04  第 95 巻  第 4 号

論文 米国における成長管理のための業績測定(2・完)−その変遷と論理展開
著者 吉川 富夫
ヨシカワ トミオ
役職 東京市政調査会前上席研究員

その他

図書紹介
時事問題
文献情報

特集 : 大学と地域

大学と地域との結びつきが強まっている。理由として、2つが挙げられよう。
ひとつは、研究成果を活かすことへの期待である。地域産業が疲弊するなか、有効な手を打てないでいるところは多い。そのなかで、多くの地域が地元の大学の知を利用して経済の振興を図ろうとしている。
 もうひとつは、教育機能への着目である。生涯学習社会の進行にともなって、人びとは高度な学びの場を求めるようになった。学生の年齢層が限られていた大学を、より開かれた存在にすることが望まれるようになったのである。
 地域社会のこうした声を、大学も無視していることはできなくなった。大学の側も外に目を向けざるを得ない状況となっているためである。少子化によって学生数は減少しており、それは多くの大学の経営を悪化させている。大学の生き残りをかけて、地域と結びつこうとしているのである。
 もっとも、こうした動きには危うさも見られる。最近は産官学の連携の動きが活発であり、技術移転機関のようなシステムが整備されてきている。ところが、「なんのために」連携するのかという肝心な部分を考察していないケースも多い。また、社会人学生を増やしたり専門職大学院を設置したりする大学も目立つが、単なる学生の埋め合わせに過ぎず、地域社会における教育の目的や効果の検討がなされていないのではないかと疑わせるものもある。
 確かに、経済の活性化は重要であり、高度な学習の場を求めるニーズも強い。しかし、「どのようなまちをつくるのか」「そのために大学がなにをすべきなのか」という基本的な理念の検討が大学と地域の両者になければ、場当たり的な対応に終わってしまいかねない。そのような態度では、効果を期待できないばかりか、共倒れになってしまうこともあるだろう。
 こうした観点から本特集では、地場産業の振興をいかにして図るか、地域住民の教育機会をどう提供していくか、自治体の政策にどう関わっていくかなど、大学と地域とのつながりの現状と課題について探ることとする。また、これまであまり検討されてこなかった、NPOや学生の役割などについても考察する。