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記念の辭
聲明
序文
凡例
第一編 焦髪日記
一、恵まれたる地上の樂園
二、あの日の天候
三、平和の都市、麗しい帝都
四、『レエディ』とは?
五、我家
六、其の夜の東京
七、四邊は暗黑
八、昨日の外人紳士
九、此處は大丈夫?
一〇、靖國・の境内
一一、子爵品川彌二郎
一二、神田、御茶の水方面
一三、依然たる東京驛
一四、帝劇
一五、流石は日本國民
一六、銀座の十字街
一七、紅い灯の町、新橋の巷
一八、牛込、戸塚方面
一九、民衆警察と其の編成
二〇、民衆警察のメネース
二一、可惜靑年
二二、氣の毒な鮮人朱某
二三、日本橋方面
二四、江東の悲慘事
二五、貴き殉職
二六、觀音様の御利益
二七、胡蝶の驚き
二八、レイテスト ヲムニバス
二九、東京市役所の前
三〇、日比谷公園
三一、愛宕山
三二、芝浦
三三、神は農夫である
第二編 人情美の發露
一、嗚呼殉職山本校長
二、和風丸の四日間
三、吾妻橋下火中の四勇士
四、少年『孝ちやん』
五、猛火の中に責任を果し得た喜び
六、義に強いお役人
七、美しい友情の發露
八、思ひ出すも不思議な働き
九、御勅語を保護し奉つた山川文學士
一〇、緑野の團樂と高島家
一一、牛ヶ淵公園の勇士
一二、女は弱しされど母は強し
一三、世にも健げな看護婦
一四、丸富の死
一五、上野の闇を照した提灯の主は誰
一六、草鞋ばきのまゝ十日間
一七、最も麗はしき争
一八、永久に忘れられぬ余が恩人
一九、工場の倒壊に苦悶せる人命救助の一例
二〇、責任觀念と人情美
二一、どこまでも責任を忘れない立派な女中さん
二二、水火の中より主家の幼女を救ひ出したおきのさん
二三、震災の目醒め
二四、死を決して二百五十名の命を助けた江東の二勇士
二五、細い生計の中から奇特な寄附
二六、猛火の中にも動物を愛する美しい心
二七、では私がおぶつて上げます
二八、愛は人情の鏡
二九、震災記の一節
三〇、忘れられぬ恩
三一、七軒分の命と荷物を載せて
三二、緑町の恩人古田士氏
三三、大震火災に最も感謝すべき事
三四、病夫を撒水車に乘せて
三五、已むに已まれぬあの日の行動
三六、夜警の老人
三七、私の姑
三八、當日飛行機の活躍
第三編 精神復興の叫び
一、精神復興と思想問題
二、精神復興と生活の向上
三、窮乏の眞劒味
四、所信斷行の秋
五、思想善導方策
六、スタートを新にせよ
七、自然革命と新・會の建設
八、大自然の征服
九、富豪に望む
一〇、知識の翼
一一、震災による私の懺悔と覺醒
一二、吾等何を・むべきか
第四編 大震災に於ける小學兒童の感想
一、大震災に對する兒童の感想 第一例
二、同上 第二例
三、同上 第三例
四、同上 第四例
五、同上 第五例
六、同上 第六例
七、震災後に於ける兒童の自由遊戯
八、バラツク生活に對する兒童の感想
九、兒童の目に映じたる・會
第五編 九月一日の思ひ出
一、九月一日の思ひ出 東京市長 永田 秀次郎