
歴史的建造物保全事業の概要
市政会館は、1929(昭和4)年10月19日、日比谷公園の南東の一角に日比谷公会堂とともに誕生しました。塔時計と茶褐色のタイル張りの外壁をもつクラシックな建物は、日比谷のシンボルとして親しまれています。
本財団は、歴史的建造物保全事業として、歴史的価値の高い建造物である市政会館を適切に修理・修繕し、建物及び景観を後世に継承します。そのため、保全・修理に当たっては建設当時の趣旨・設計思想をふまえて、高い技術力と専門能力を持った施工業者を選定し、またタイル等には特別な資材を用いることで歴史的価値の維持に努めています。

市政会館外観