
月刊誌『都市問題』バックナンバー検索
- 月刊誌『都市問題』
- 第 115 巻 第 8 号 / 2024年08月号
特 集
特集1 : 「地球沸騰化」時代の都市生活――猛暑に備える
特集2 : 指定管理者制度の理念と現実
内 容
-
巻頭言 すべての子どもたちに多様な「体験」の機会を 執筆者 今井 悠介 イマイ ユウスケ 役職 公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン代表理事 -
論文 気候変動にどう備えるか――暑い夏でも暮らしを維持するための適応策 著者 肱岡 靖明 ヒジオカ ヤスアキ 役職 国立研究開発法人国立環境研究所気候変動適応センター センター長 特集名 「地球沸騰化」時代の都市生活――猛暑に備える -
論文 気候変動への適応と地域づくり 著者 白井 信雄 シライ ノブオ 役職 武蔵野大学工学部サステナビリティ学科教授 特集名 「地球沸騰化」時代の都市生活――猛暑に備える -
論文 猛暑災害と生活困窮者――脆弱性と対策の必要性 著者 後藤 広史 ゴトウ ヒロシ 役職 立教大学コミュニティ福祉学部教授 特集名 「地球沸騰化」時代の都市生活――猛暑に備える -
論文 将来気候下における熱中症救急搬送者数予測と地域医療体制へ与えるインパクト 著者 中村 真悟 ・ 日下 博幸 ナカムラ シンゴ ・ クサカ ヒロユキ 役職 筑波大学大学院生命環境科学研究科 ・ 筑波大学計算科学研究センター 特集名 「地球沸騰化」時代の都市生活――猛暑に備える -
論文 学校における暑熱対策 著者 前 真之 マエ マサユキ 役職 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻准教授 特集名 「地球沸騰化」時代の都市生活――猛暑に備える -
論文 指定管理者制度――その運用と導入の経緯 著者 稲葉 馨 イナバ カオル 役職 東北大学名誉教授 特集名 指定管理者制度の理念と現実 -
論文 地方自治体における指定管理者選定の長期的変化――施設種別と地域差に着目して 著者 佐藤 正志 サトウ マサシ 役職 静岡大学教育学部准教授 特集名 指定管理者制度の理念と現実 -
論文 「担い手不足」から考える、指定管理者制度の課題と展望 著者 南 学 ミナミ マナブ 役職 東洋大学PPP研究センター客員研究員 特集名 指定管理者制度の理念と現実 -
論文 指定管理者と公共サービスの質 著者 渡部 春佳 ワタナベ ハルカ 役職 中央大学国際情報学部助教 特集名 指定管理者制度の理念と現実 -
論文 指定管理者制度による施設運営と自治体のコントロール 著者 有本 新 アリモト アラタ 役職 後藤・安田記念東京都市研究所研究員 特集名 指定管理者制度の理念と現実 -
書評 原田悠希『社会保障制度における社会手当の成立・展開過程』 書評者 菅谷 慎一朗 スガヤ シンイチロウ 役職 後藤・安田記念東京都市研究所研究員
その他
- 新刊紹介『官僚制の作法』/『コロナ禍と出会い直す』/『英国の地方分権』
特集1 : 「地球沸騰化」時代の都市生活――猛暑に備える
- 世界気象機関によれば、2023年は世界の平均気温が観測史上最も高い一年であった。今年も早い時期から真夏日・猛暑日を記録するなど厳しい暑さが続いている。気候変動の影響が深刻になる中、温暖化抑制のための緩和策とともに、その被害を回避・軽減するための適応策が求められる。
今後もよりよい生活を維持していくためには、どのような備えが必要なのか。自治体・地域における取り組みを中心に、夏の暑さの暮らしへの影響と適応策を探る。
特集2 : 指定管理者制度の理念と現実
- 指定管理者制度は、2003年の導入から丸20年を経て、新たな段階に差し掛かっている。
指定管理者制度を公の施設に導入する目的は、民間事業者等のノウハウを活用することで、経費の削減や住民サービスの向上などを通じて、施設の設置目的をより一層達成することであった。公の施設に同制度を導入することによって、実際に何がどのように変わってきたのか、あらためて丁寧な検証が必要とされている。
指定管理者制度の理念と現実を問うことにより、縮小社会における公の施設の運用のあり方を模索したい。